水工研：一般公開2010

平成22年度一般公開

【一般公開　開催報告】

平成22年度の水産工学研究所一般公開を平成22年10月2日（土）に開催しました。
連日が天候不順だったため天気が心配されましたが、当日は朝から晴れわたり、気温も暑いくらいで、久しぶりに陽を浴びることが出来ました。
そんな天気が味方したのか、過去最高の１,０６３人の方々に来場いただきました。
公開した実験棟で人気が高かったのは、「海洋工学総合実験棟」と「漁船推進性能実験棟」。模型船の転覆実験を見れたことや、曳引台車に乗って模型船の動きを見れたことが面白かったそうです。
イベントの一番人気は「ドジョウつかみ」。ドジョウのヌルヌル感が気持ちよかったり、つかまえづらさが人気の理由です。二番人気だったのが「海藻おしばハガキ作り」。毎年楽しみにしてくれてる方が多く、今年は約600人の方が参加してくれました。
毎年行っているスタンプラリーは、今年はクイズ形式にしました。各実験棟やイベントに関しての簡単な問題を、○×で考えてもらいました。水工研での研究を少しでも理解して頂くことが出来たと思います。
今後も水産工学研究所の研究活動や成果をより多くの方々にご理解いただくため、より分かりやすい公開に努めて参りたいと考えております。
この度はたくさんの方々にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。

【主なイベントと公開施設の様子】

漁船推進性能実験棟

曳引台車に乗車して模型船
の動きを観察しました

漁船推進性能実験棟

約140mの長い水槽を走行
しました
　　　

海洋工学総合実験棟

模型船を使って転覆実験
を観察しました

海洋工学総合実験棟

転覆実験では波の中で
模型船を走らせます

回流水槽実験棟

模型船が受ける流れの抵抗
を観察しました

回流水槽実験棟

たくさんの実験用模型船を
展示しました

機械実験棟

漁船用のバイオディーゼル
燃料などを展示・説明しました

機械実験棟

実験用に使ってる船のエンジン
を運転させて展示しました

機械実験棟

距離計測器を使って的までの
距離を測ってもらいました

機械実験棟

太陽光パネルでの発電と蓄電
を観察してもらいました

機械実験棟

太陽光パネルで発電した電気
で機械を動かしました

魚群行動実験棟

水槽の中に模型網を入れて網
が受ける抵抗を観察しました

魚群行動実験棟

網を速く引くと受ける圧力が高く
なるので抵抗が大きくなります

講演会

「海の中を音で見る」と題した
講演会を3回開催しました

講演会

魚が出す様々な音に皆さん
興味津々でした

ドジョウつかみ

一昨年大人気だったドジョウ
つかみが復活しました

ドジョウつかみ

ヌルヌルした感触や簡単に掴め
ないのが人気の理由です

ドジョウつかみ

今回は大きなドジョウが多かっ
たので数が足りなくなりました

海藻おしばハガキ作り

今年の海藻おしばハガキ
作りも大好評でした

海藻おしばハガキ作り

今年は過去最多の約600人
の方が参加してくれました

海藻おしばハガキ作り

10月下旬頃には届きますよ～

ふっくん

ふっくんとハイチーズ！

ふーちゃん

ふーちゃんにチュ～♪

ふっくん＆ふーちゃん

また来年も遊びにきてね～！

スタンプクイズラリーの問題と回答はコチラをクリック（PDFファイル） →　クイズ問題　　クイズ回答　

【これより下は、一般公開の前にご案内した内容です】

い　つ？
　　　平成２２年１０月２日（土）　１０：００～１５：００

どこで？
　　　水産工学研究所（茨城県神栖市波崎7620-7）
　　　　　　　　　　くわしい地図はこちら！

どんなこと？

漁船推進性能実験棟

台車に乗って模型船を観察してみよう
（上からの観察になります）

海洋工学総合実験棟

模型船の転ぷくの様子を観察しよう

機械実験棟

船のエンジン・燃料、太陽光パネル、
船の揺れを再現する装置を見てみよう

回流水槽実験棟

船のまわりの流れを観察してみよう
（横や下からの観察になります）

魚群行動実験棟

水槽に入れた模型網の様子を
観察してみよう

　☆イベントコーナー

　　・講　演　会：演題「海の中を音で見る」
　　　　　　　　　演者：生物音響技術研究チーム長　赤松友成
　　　　　　　　　時間：11時・12時・13時（所要時間:約30分）
　　　　　　　　　　　　講演内容は全て同じです

　　・スタンプクイズラリーに参加しよう！
　　　全問正解した方にはお魚キーホルダーをプレゼント♪