水産工学研究所トップページ組織について>施設紹介
漁船推進性能実験棟

【概 要】

 漁船推進性能実験棟は1987年に完成しました。ここの水槽の曳引台車は高速なものが備わっており、高速漁船に対応することができます。
 他にも新しいタイプの漁船や耐波性のある船体の開発など、流体力学と関係の深い研究を行っています。 



【主な特徴】
  • 主台車とターンテーブルを備えたY台車があり、Y台車は主台車によって牽引される。
  • 主台車の最高速は5.0m/sで1.0mの模型ではフルード数1.6までの実験が可能。
  • 実験設備はコンピュータと光空間電送装置で制御されており、一人の研究者によって実験を行うことが可能。
 【主な研究】
  • 最適な漁船を設計する手法の開発
  • 高速漁船のような付加価値の高い新しいタイプの漁船の開発
  • 高速漁船の安全基準の確立
  • 新しい漁具の開発
 
 
 
【主要装置】                                       
 長水槽  長さ137m、幅6m、深さ3m
 トリミングタンク  長さ8m、幅1.2m、深さ1m
 曳引車  主台車:22kwDCモータ×4、最高速5.0m/s
 Y台車:3.7kwDCモータ×2、最高速1.5m/s
 ターンテーブル:0.2kwDCモータ×2、最高速6rpm


 


長水槽
 


長水槽


戻る次へ
水産工学研究所トップページ組織について>施設紹介


水工研:漁船推進性能実験等