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魚群行動実験棟

【概 要】

 この実験施設は、漁具に対する魚の行動など、漁業研究に関連する水産生物の行動を調べるための実験棟です。
 以下の施設があります。  


 
【主要設備】

 ・魚群行動実験水槽:17.0×7.5×2.5m(水深2.0m)

 ・運動能力実験水槽:6.0×2.0×1.5m(水深1.1m)

 ・畜養水槽:2.5×2.5×0.85m(2基)
 
 

魚群行動実験水槽
 漁具に対する水産生物の行動特性を調べるための実験施設です。 水槽は、15x8x2m、水量は約210トンで、実際の漁具(全体または一部)が使用できる大きさです。
 水温調節が可能で、水槽室の明るさとその変化はコンピュータによってプログラムできます。
 魚の行動などの観察は、水槽の側部や上部にテレビカメラを取り付け運転制御室で行います。


 

運動能力実験水槽
 
運動能力実験水槽
 水産生物の遊泳能力や流れ中での行動などを調べることができる施設です。
 観測部の大きさは、6x2x1.1m、水量は約18トンで、0.05-1.50m/secの流れを起こすことができます。
 遊泳行動は水温の影響を受けるので、水温調節もできるように作られています。
 資料映像(いか)(2,550KB)  資料映像(たい)<3,984KB)
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畜養水槽


畜養水槽
 実験に使用する水産生物を一時的に飼育するための水槽設備です。1基の水量は
  約5トンです。
 水温調節や明るさのプログラムなどもできるので、予備的な実験も可能です。


 
 実験や現場調査の準備または生物測定などに使用できる実験室を3室備えています。


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