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【漁業調査船について】
漁業調査船は、海にいる魚の量や種類（水産資源調査）、海水の塩分や水温など海の状態（海洋調査）を調べる船です。調査には、網や魚群探知機、海洋調査機器をはじめとした様々な調査機器を使用しています。
そのなかでも、最近では超音波機器（主に計量魚群探知機）による水産資源調査が大きな比重を占めつつあります。超音波機器を使用した水産資源調査では、数百メートル先の小さな魚や魚群からはねかえってくる超音波を聞き分けることが必要となり、静かな、気泡を船底に巻き込みにくい、かつ動揺の少ない調査船とすることが重要です。
また、海洋調査で使用される小型で、高性能な調査機器の開発も必要です。
水工研所属の漁業調査船「たか丸」
「たか丸」船底部にあるソナードーム
（ソナードームとは魚探などの送受
波器が取付けられている部分）
＜調査船の模型実験＞
推進性能実験
プロペラ部の空洞現象試験
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