独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所

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選択漁具
 
【選択漁具とは?】
 従来の底曳網漁業などでは網に入った生物は、どんなものでも漁獲されていました。このような状況では、狙った魚種以外の魚や市場価値がない幼稚魚等も漁獲され、資源量の減少につながる恐れがあります。
 また、網には海中のゴミも入っており魚種選別作業に時間がかかる上、網などを破損させてしまいます。
 そこで、上記のような不必要な生物の混獲防止とゴミ等の選別を目的とし開発された底曳網などの漁具を選択漁具といいます。

 <小型底曳網漁業を対象に開発された選択漁具>

※このイラストの漁具は,市場価値のない生物や幼稚魚の混獲を
防除できるため,千葉県の小型底曳網漁業で普及しました。

 


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