独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所

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人工衛星
 

【人工衛星を利用したデータ伝送システム】
 最近では、人工衛星にいろいろなセンサーを積み込んで、遠く離れた宇宙へ打ち上げることにより、地上からは観測できない広範囲の地球表面や大気の状態が見ることができる。
 また、地球のある一定の範囲を観測するため、地球の自転に合わせ周回し、その範囲を常に観測する静止衛星を利用すれば通信、放送、データ中継、気象観測なども可能である。
 このほか、12時間で一定軌道を一周する多くの衛星を打ち上げ、同時に3個の衛星から発信する信号を受信・解析することにより正確な自分の位置を知ることができる(GPS)など人工衛星には様々なものがある。

 水工研では、海洋観測ブイや漁業調査船の位置を計測したり、海洋観測ブイや漁業調査船の位置を決められた位置(定点)に修正したり、海洋上において漁業調査船にて取得した観測データなどを遠く離れた陸上の研究施設に容易に転送するなど、人工衛星を利用したデータ伝送システムについて研究・開発を行っている。



 <データ伝送システムのイメージ図>
 
 


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