独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所
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 平成23年度水産工学関係研究開発推進会議 (水産業システム研究部会・漁業生産技術部会合同部会)
 「漁業・養殖業の生産性向上のための水産生物行動の工学的観察手法」を開催しました

 平成23年12月6日(火)に、平成23年度水産工学関係研究開発推進会議水産業システム研究部会・漁業生産
技術部会合同部会「漁業・養殖業の生産性向上のための水産生物行動の工学的観察手法」を東京都の南青山会館で
開催しました。
 水中生物の行動研究手法は、自然観察、水槽実験、漁獲資料の解析による行動推定に大きく分類されます。特に
漁業・養殖業を対象とする場合には、水生生物の行動のありのままの姿を知る必要があり、現場における自然観察
が最も重要となります。本合同部会では、アーカイバルタグやピンガー等を用いた遊泳経路の観測や、マルチビー
ム魚群探知機、イルカ型ソナー、音響カメラ等を用いた魚類等の群れの観測など、先端技術を活用した研究事例を
紹介するとともに、現状の観測機器の特性と運用上の問題点を踏まえ、今後の漁業・養殖業の生産性向上を目指し
た研究への先端技術の活用について議論しました。
 当日は、34機関から約83名の方々に参加して頂きました。



開 会 挨 拶


 水産工学研究所
津端所長


 
趣 旨 説 明


水産工学研究所
水産業システム研究センター
渡部センター長

スルメイカの釣獲状況の連続
モニタリング手法の開発


石川県水産総合研究センター
海洋資源部
四方専門研究員

超音波発信器を用いたサクラマスの
降海と遡上行動の追跡

 北海道区水産研究所
さけます資源部繁殖保全グループ
大熊グループ長
  

アーカイバルタグを利用した
魚類の行動研究

水産工学研究所
エネルギー利用技術グループ
長谷川グループ長

 

漁業・養殖業のための水中映像
遠隔監視システムについて

東京海洋大学
海洋科学部
秋山准教授
       

未利用資源を対象とした音響手法
による魚群の行動性状計測
-日本海産キュウリエソを対象として-


水産大学校
海洋生産管理学科
濱野教授


新・陽光丸に搭載されたマルチビーム
魚群探知機の紹介と今後の展望



水産工学研究所
水産情報工学グループ
安部主任研究員



広域帯スプリットビームソナーによる
魚群の尾数計測と行動軌跡


水産工学研究所
水産情報工学グループ
赤松主幹研究員



音響カメラによる水産生物行動の観察
    


日本海区水産研究所
資源環境部海洋動態グループ
本多主任研究員

総  合  討  論
     


 水産工学研究所
エネルギー利用技術グループ
長谷川グループ長

閉  会  挨  拶
    


水産工学研究所
漁業生産工学部
宮野鼻部長

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