独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所
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 水産業システム研究分科会「漁船漁業の生産性改善に向けた工学的アプローチ」を開催しました

平成23年1月19日(水)に、平成22年度水産工学関係研究開発推進特別部会水産業システム研究分科会「漁船漁業の生
産性改善に向けた工学的アプローチ」を東京都の南青山会館で開催しました。
漁船漁業は、就業者の減少と高齢化による労働力不足によって、生産基盤が弱体化しています。生産性も他の産業分
野に比べて、総じて低い状態にあります。
こうした状況を改善するためには、省人・省力化を中心とする現場作業の効率化、言い換えれば「ムダ・ムリ・ムラ
」をできる限り少なくする必要があります。
伝統的な作業方法を踏襲し、労働集約型である漁船漁業においては、その作業を効率化できる余地が大きく、作業の
「カイゼン」による生産性の向上が期待できます。
そこで本分科会では、産業界で広く用いられている改善手法を参考にして、漁船漁業における作業の特殊性に起因す
る問題点および効率化に取り組む際に必要となる技術的課題について論議しました。
当日は、27機関から約50名の方々に参加して頂きました。



開 会 挨 拶


水産工学研究所
津端所長


 
趣 旨 説 明


水産工学研究所
水産業システム研究センター
渡部センター長
 
漁船漁業の生産性改善の必要性


水産工学研究所
生産システムタスクグループ
渡辺グループ長
 

生産システム工学的手法にもとづく
漁業労働の改善


水産工学研究所
生産システムタスクグループ
橋主任研究員
 

作業負担軽減のための軽労化支援用具



北海道立総合研究機構
工業試験場 製品技術部
吉成研究主幹
 
漁業エンジニアリングへ向けての
業務プロセス計画技術
 人・モノの動き・時間を「見える化」
作業分析ソフトOTRS



株式会社ブロードリーフ
営業本部 特販部
斉藤部長
沿岸イカ釣り漁業における
操業システムの把握


水産工学研究所
養殖工学タスクグループ
田丸研究員

閉 会 挨 拶


水産工学研究所
業務推進部 武内部長


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