独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所
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 水産基盤分科会「沖合での漁場整備について」を開催しました

平成22年12月8日(水)に、平成22年度水産工学関係研究開発推進特別部会水産基盤分科会「沖合での漁場整備につい
て」を東京都の南青山会館で開催しました。
近年、湧昇マウンド礁等これまでよりも深い水深帯(いわゆる陸棚域)で大規模な漁場整備が行われるようになっていますが、こうした場
所では、流れ、水質、底質などについて十分に調査がなされているとは言い難いところがあります。加えて、生物生産過程、特に低層の
生産環境などに関しても未解明な部分が多く残されています。
こうした領域において、漁場整備を効率的・効果的に行うためには、従来にも増して、陸棚沿岸域の物理・生物学的特性の理解の上に立
脚した適地選定・最適構造、効果評価手法の高度化が必要となってきます。
これらのことから、本分科会では最近行われている沖合域での漁場整備に焦点をあて、その問題点・方向性を概観しつつ解決すべき技
術的課題について整理し、今後の調査研究と水産基盤整備のあり方を議論しました。
当日は、37機関から約70名の方々に参加して頂きました。





開 会 挨 拶


水産工学研究所
津端所長
 

趣 旨 説 明


水産工学研究所
水産土木工学部 生田部長
 
沖合域の漁場整備の現状と
課題について


水 産 庁
漁港漁場整備部整備課 内田課長補佐
 

沖合域での流動・低次生産モデルの適応
と新たなモニタリング技術の紹介


水産工学研究所
水産基盤グループ 中山グループ長
 

沖合域での流動・低次生産モデルの適応
と新たなモニタリング技術の紹介


水産工学研究所
環境水理研究チーム 八木チーム長
 
沖合漁場整備に係る生物学的研究
の成果と技術的課題


(財)漁港漁場漁村技術研究所
漁場と漁業研究室 伊藤室長
 湧昇マウンド礁による真光層への
栄養塩供給効果について



(社)水産土木建設技術センター
調査研究部 岡野主任研究員

閉 会 挨 拶


水産工学研究所
業務推進部 武内部長


会場内の様子


講演の様子


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