独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所
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 水産業システム研究分科会「種苗生産水槽内の流況のあり方」を開催しました

平成22年1月27日(水)に、平成21年度水産工学関係研究開発推進特別部会水産業システム研究分科会「種苗生産水槽内
の流況のあり方」を水産工学研究所で開催しました。
本分科会は、種苗生産に着目し、これまで担当者個々のノウハウに依存しがちであった種苗生産工程を見直し、コン
トロール可能な物理的指標についてはマニュアル化して、大量かつ安価でしかも安定性の高い種苗生産技術を確立す
ることを目的に企画しました。
最初のステップとして、種苗生産における生残率に大きく影響を与えていると言われている水槽内の水流について取
り上げ、種苗の生存率に及ぼす物理環境の影響、種苗生産における水流の発生方法と生産事例の紹介、種苗生産水槽
内の水流の測定事例について話題提供を頂きました。
総合討論では、各県の担当者からの報告に基づき、今後さらに現場情報を収集して、従来経験と勘に頼っている部分
の多かった種苗生産技術のマニュアル化に向けた論議を行いました。
当日は、全国から15機関、約40名の参加がありました。





開会挨拶

水産工学研究所
所長 玉井恭一
種苗の生存率に及ぼす
物理環境の影響
東京海洋大学
海洋生物資源学科 浜崎活幸准教授
八角形水槽における水流発生事例
(ハタ類・カンパチの事例)
志布志栽培漁業センター
場長 照屋和久
 



 


 
四角形水槽における水流発生事例
(キジハタの事例)
養殖研究所
栽培技術研究グループ 岩崎隆志
種苗生産水槽内の水流の測定事例
(八角形水槽の事例)
水産工学研究所
養殖工学タスクグループ長 高木儀昌
閉会挨拶

水産工学研究所
水産業システム研究センター長 渡部俊広




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