独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所
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 「第五回生物ソナーシンポジウム」を開催しました

  平成21年9月14日〜18日、水産総合研究センター・同志社大学バイオナビゲーション研究センター主催、アメリカ音響学会、日本音響学会ほか後援による「第五回生物ソナーシンポジウム」を京都市の同志社大学寒梅館で開催しました。
 16カ国から145名の方々にご参加いただき、「生物ソナー音の発声」「聴覚と神経計算」「受動的音響調査手法」「対象認識」「生物ソナー行動」「生物ソナーの進化とコミュニケーション」の6つのテーマに沿って45件の口頭発表と75件のポスター発表がありました。この分野では十年に一度の開催で、アジアでは初めてだったこともあり、約3分の2が海外からの参加でした。見えない水中で対象を判別する手法や、効率的な音響送受信方法など、未来の水産業への応用が期待できる知見も多く披露されました。
 本シンポジウムで発表された講演の論文は、次年度のアメリカ音響学会誌の連載特集として掲載される予定です。
 運営はとてもスムースで、参加者のみなさまから多くの賛辞をいただいたのは、主催者としてうれしいかぎりでした。多くのみなさまのご協力に感謝します。
 カリフォルニア大学のグリンネル教授が行ったシンポジウムのまとめの講演内容は下記で参照できます。

 
http://cse.fra.affrc.go.jp/akamatsu/at/09/AnimalSonarOverview.html



 会場となった同志社大学寒梅館のハーディーホール

 


ポスター会場は一件あたり通常の2倍の広さをとり電源も用意して、ゆったり議論ができるようにしました
 


懇親会では、各国の研究者との交流を深めました




シンポジウムのまとめの講演をする
グリンネル教授

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