独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所
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 シンポジウム「アサリ復活に向けた研究開発の最前線」を開催します

  アサリは、貝汁や酒蒸しなど庶民の食材として、日本の食生活に役立ってきました。 また、他のアジア料理やイタリア料理でも、旨みを添えるために不可欠な食材です。 しかし、アサリの国内生産量は減少を続けており、現在の生産量は過去の豊漁期の半分にも達しません。
  このような問題への対応として、水産総合研究センターは、水産庁や都道府県と協力して「アサリ資源全国協議会」に参画し、アサリ資源の復活に向けた様々な試験研究に取り組んできました。本シンポジウムでは、水産総合研究センターの各研究所が単独または関係する都道府県等他機関と連携して行った研究の成果について紹介します。
  特に、アサリ資源を再生させるために必ず克服すべき課題である「大量の稚貝を確保するための研究開発」について最新の情報を紹介します。


 
ア サ リ 復 活 に 向 け た 研 究 開 発 の 最 前 線
 
 
T.会 場  南青山会館(東京都港区南青山5-7-10)
 
U.日 時  平成20年10月6日(月)9:00〜17:00
 
V.主 催  独立行政法人水産総合研究センター 
 
W.議 事
  1.開会挨拶
 
  2.主旨説明
 
  3.アサリはどこに集まるか     ・稚貝の定着から見た海底の流動特性の解析(桑原久実/水産工学研究所)ほか3名 
 
  4.どうすればアサリが集まるか  ・被覆網による稚貝の定着促進とその課題(鳥羽光晴/千葉県水産総合研究センター)ほか3名
 
  5.アサリをどうやって育てるか   ・人工種苗の安定大量生産技術(兼松正衛/瀬戸内海区水産研究所)ほか4名
 
  6.総合討論              ・パネラー:日向野純也(養殖研究所)   浜口昌己(瀬戸内海区水産研究所)
                               桑原久実(水産工学研究所) 鳥羽光晴(千葉県水産総合研究センター)ほか
 
  7.閉会挨拶
 
 ポスターはこちらです(PDF)

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