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大型クラゲによる漁業被害を軽減させる技術に関するシンポジウムの開催報告
大型クラゲは近年頻繁に大量出現し、漁業に大きな被害を与えています。水産総合研究センター水産工学研究所では大型クラゲによる漁業被害を軽減するために、国の事業を通じて技術開発や支援を行ってきました。また、関係する自治体や民間等でも技術開発が行われてきました。
水産総合研究センター水産工学研究所では、これらの成果情報を漁業生産現場を含めた関係者と共有して漁業被害軽減に役立てるため、平成17年度と18年度に福井県と京都府でシンポジウムを開催してきました。今年度は最新の情報をもとに、平成19年6月19日に石川県金沢市にて、「大型クラゲによる漁業被害を軽減させる技術」をテーマに、水産工学関係研究開発推進特別部会漁業技術シンポジウムを開催しました。
シンポジウムでは、大型クラゲの生態や行動調査結果、定置網や底びき網の改良のほか、従来対策が困難であったまき網も加えた各種漁業における被害軽減対策技術、発生初期段階も含めた大型クラゲを洋上で駆除する技術が報告され、活発な討論がなされました。
シンポジウムには、国や地元石川県をはじめとする自治体、関係団体や民間企業、現場の漁業者の方々等、59機関から100名を超える出席者があり、多くの新聞、テレビ、通信社等マスコミの取材も受け、大型クラゲに関する関心の高さが伺われました。
主催者の挨拶 影山所長
地元代表者の挨拶 石川県 坂本農林水産部次長
研究発表
会場の様子
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