独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所
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 水産基盤分科会「沖合での漁場整備について」を開催します

 ズワイガニ保護礁、高層魚礁、湧昇マウンド等として近年これまでよりも深い水深帯(いわゆる陸棚域)で大規模
な漁場整備が行われるようになっている。こうした深い水深領域では、流れ、水質、底質などは水深制約のために十
分に調査がなされているとは言い難い。加えて、生物生産過程特に底層の生産環境などに関してはさらに未解明な部
分が多い。こうした領域において、漁場整備を効率的・効果的に行うためには、従来にも増して陸棚沿岸域の物理・
生物学的特性の理解の上に立脚した適地選定・最適構造、効果評価手法の高度化が必要となってくる。
 上記のことに鑑み、最近行われている沖合域での漁場整備に焦点をあて、その問題点・方向性を概観しつつ、解決
すべき技術的課題について論議する。
 沖合漁場整備に関する最近の検討を話題提供者から紹介してもらい、論議する。


 
平成22年度水産工学関係研究開発推進特別部会 水産基盤分科会
 
 
テーマ:沖合での漁場整備について
 
日 時:平成22年12月8日(水)14:00〜17:00
 
会 場:農林水産省共済組合 南青山会館 3・4号会議室(東京都港区南青山5丁目7-10 TEL:03-3406-1365) 
 
議 事
14:00-14:02 開会挨拶                         (所長:津端英樹)
14:02-14:05 趣旨説明                         (水産土木工学部長:生田和正)
14:05-14:30 沖合域の漁場整備の現状と課題について           (水産庁漁港漁場整備部) 
14:30-14:55 沖合域での流動・低次生産モデルの適用と新たなモニタリング技術の紹介
                                   (水産工学研究所) 
14:55-15:05 休 憩 
15:05-15:30 沖合漁場整備に係る生物学的研究の成果と技術的課題     (漁港漁場漁村技術研究所)
15:30-15:55 湧昇マウンド礁による真光層への栄養塩供給効果について   (水産土木建設技術センター)
15:55-16:05 休 憩 
16:05-16:55 総合討論「沖合での漁場整備の諸課題」           (座長/水産基盤グループ長:中山哲嚴)
16:55-17:00 閉会挨拶                         (業務推進部長:武内智行) 
 

*参加を希望される方は、FAXまたはメールで下記の連絡先へお申し込み下さい
 (参加申込書:PDF)
 (参加申込書:ワード)
*会場の都合により、先着100名までとさせて頂きます(先着100名を超えた方にはご連絡いたします)
 なお、100名を超えた場合はHP上でお知らせします


連絡先
水産工学研究所 水産土木工学部 水産基盤グループ
中山哲嚴 TEL:0479-44-5955  FAX:0479-44-1875
     E-mail:tetugen@affrc.go.jp


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