独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所
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 漁業生産技術分科会「我が国における小型底曳網漁業技術を考える」を開催します

小型底曳網漁業は、15トン未満の動力漁船を使用する知事許可漁業である。本漁業は、我が国における沿岸漁業の主要な漁業種であり、平成18年度の統計によれば、我が国の全漁獲量の9%、生産額の12%を占めている。
しかしながら、近年の漁獲量減少に加え、魚価の低迷によって、苦しい経営状態にある漁家が多い。さらに、平均船齢は25年を越えたものが大半であるが、代船のメドさえ立っておらず漁業者の高齢化も進行し、このままでは数年間で本漁業が壊滅する恐れがある。
また、この漁業は、燃油依存度が高い特徴を持ち、その低コスト化には油費削減が鍵となる。
そこで、この経営改善には、この漁業を漁具・機関・船体を含めた一つの生産システムとして捉え、これまで個別に開発されてきた要素技術を結合し、操業の最適化を図らなければならない。同時に、地元の試験研究機関や行政部局との連携を強化し、現場ニーズにあった実証型の研究開発を進めなければならない。
今回のシンポジウムでは、本漁業の現状と問題点を明らかにするとともに、水産工学研究所などが既にとり組み、成果を挙げている事例を紹介して全国展開を図り、新たな視点から今後の研究開発方針を探る。


 
平成21年度水産工学関係研究開発推進特別部会 漁業生産技術分科会
 
 
テーマ:我が国における小型底曳網漁業技術を考える
 
日 時:平成22年1月19日(火)13:00〜17:00
 
会 場:南青山会館(東京都港区南青山5丁目7-10) 
 
議 事
1.開会挨拶
2.趣旨説明
3.我が国における小型底曳網漁業の現状と課題・・・・・・・・・・・・・・・・(長谷川誠三/水産工学研究所) 
4.船型学の観点より省エネを考える・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(川島敏彦/水産工学研究所)
5.底曳網漁船のエンジン出力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(長谷川勝男/水産工学研究所)
6.小型底曳網漁業の構造改革に向けた漁具改良・・・・・・・・・・・・・・・・(中村元彦/愛知県)
7.仕分け作業など漁労作業の身体負担と改善方策・・・・・・・・・・・・・・(高橋秀行/水産工学研究所)
8.休  憩 
9.小形底曳網の天井網の目合拡大によるタイ類未成魚の混獲防除(藤田薫/水産工学研究所) 
10.底網目合拡大による混獲軽減効果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(内田喜隆/山口県) 
11.底曳網漁業における新たなシステム構築のための取り組み・・・・(越智洋介/開発調査センター)  
12.総合討論
13.閉会挨拶
 
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