漁港施設における表面P波法による簡易機能(老朽化)診断手法適用マニュアル(案)(平成28年4月)



 

 これまでの水産工学研究所などの研究により、漁港施設の老朽化についてその状態を把握しようとする場合には表面P波法を適用できることがわかりました。本方法を用いることで、簡便に漁港施設の圧縮強度、ひび割れ、内部空隙などのコンクリートの状態を定量的に把握できます。また、これらの結果から、詳細調査を実施すべき箇所の選定が可能となります。

水産工学研究所では、これらの一連の研究成果を取りまとめて、標記のマニュアルを作成しました。マニュアルは、平成274月に水産工学研究所のホームページに掲載したところですが、平成27年度水産庁委託調査「水産基盤施設の長寿命化対策検討調査」における検討結果等を反映させ、平成284月に改めて公表するものです。

 

 

漁港施設における表面P波法による簡易機能(老朽化)診断手法適用マニュアル(案)

  

 

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