独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所

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魚群行動
 
 水族館で見るイワシなど魚の整然とした集団行動、見事なシンクロナイズド・スイミングは私たちの目を楽しませてくれます。しかし、林・農産資源と異なり水産資源の計測は楽ではありません。海の中の実際のマイワシの群れは100万尾の構成魚、100mという広がりを持ちます。したがって,魚群を観察して得られるデータは、群れのほんの一部分を垣間見たものに過ぎません。

 魚群行動に関する研究は、現代物理学の新しい概念(相転移・臨界現象など)の導入により新たな展開を迎えています。
 1996年から始まった農林水産省の特別研究「漁業資源量調査のためのマリノセンシング技術の開発」によって、群れ現象の法則を数理モデルとコンピューター・シミュレーションによって解明しようという試みは、現在、水産資源調査への応用を目指した研究段階にあります。超音波魚群探知機によるデータは、群れのほんの一部分の魚からの散乱音波であり、実際の群れの大きさを反映していないと考えられます。この断片的な計測データを数理モデルで紡ぐことによって、資源量推定精度を飛躍的に向上させることを目指しています。



以下のタイトルをクリックすると魚群行動のコンピューター・シミュレーションが見られます。

1.群のダイナミクス(2次元)

2.群のダイナミクス(3次元)

3.回遊魚群のダイナミクス(2次元)

4.回遊魚群のダイナミクス(3次元)

 


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