独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所

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構造強度総合実験棟

【概 要】

 この実験棟では、漁港などの新しい構造型式の開発のために、地盤の支持力を調べる実験や、土や捨石材の強度を詳細に調べる実験をしています。


【主要設備】

遠心力載荷装置,粗粒材試験機,高圧三軸試験機,中圧三軸試験機



*遠心力載荷装置について


回転半径 約3.0m
回転数 毎分0〜225回転
最大遠心加速度 0〜150G

 地盤の上に構造物を作ると、土は力を受けて動きます。それは土の粒子と間隙水とが関連しあった動きです。一瞬で動くこともありますが、時には数十年という長い年月を要することもあります。
 実際に数十年要する地盤の挙動を、もし実験室で短い時間でしかも精度良く再現できたなら、多くの実験を繰り返して詳細な調査検討を行うことができます。
 遠心力載荷装置はそのための装置であり、土を入れた容器ごと高速で回転させ、重力の百倍というような大きな遠心力を与えるものです。仮に重力の百倍の力をかけて、模型の縮尺を百分の一にしたら、相似則にのっとって、実際に要する時間の一万分の一で土の挙動を精度良く再現することができます。
 


遠心力載荷装置を用いた支持力試験
 遠心力載荷装置では今、漁港などに適用する新しいタイプの基礎構造の開発に向けた実験を行っています。
 遠心力載荷装置に土槽を据え付け、中には粘土および基礎構造の縮小模型をセットし、模型を上や横から押したときの地盤の動きや模型周りの圧力を測定しています。 


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