水産基盤部会
 
1.日 時:平成16年1月9日(金) 13:00〜17:00
 
2.場 所:水産工学研究所 研究管理棟 会議室
(〒314−0421 茨城県鹿島郡波崎町海老台)
 
3.部会テーマ:藻場分布把握のための調査技術の現状と課題
 
4.開催趣旨

沿岸の環境,水産資源の維持保全のためには,藻場が重要な役割を担っていることは周知の事実である。その基礎的な情報として藻場分布がある。藻場分布に関する情報を正確に把握することが藻場を保全する上で極めて重要である。
藻場の調査は,従来潜水による調査を中心としていた。しかし,こうした調査方法では経費がかかる上,スポット的,線的な詳細な情報を得ることができるが,広域的面的な分布情報を得ることは困難である。こうしたことを踏まえて,最近,音響機器,航空機,人工衛星による藻場分布調査が盛んに行われ始めた。そこで,効率的な藻場調査手法を確立することを目的として,藻場調査技術に関する現状と課題,新たな手法開発に関する情報を交換し,新たな藻場研究課題,研究連携の方向性を探る。
 
5.議事次第












 
13:00-13:05 開会挨拶 山越 康行(水産工学研究所長)
13:05-13:10 趣旨説明 中村 義治(水産土木工学部長)
13:10-13:40
 
藻場の現地調査手法および問題点について 太田 雅隆(財団法人海洋生物環境研究所)
中山 哲嚴(水産土木工学部)
13:40-14:10
 
水中ビデオ等による藻場調査の現状と可能性 中嶋  泰(三洋テクノマリン株式会社)
 
14:10-14:40
 
音響機器による藻場分布調査の現状と可能性 小松 輝久(東京大学海洋研究所)
 
14:40-15:10
 
航空機,衛星等による藻場分布推定技術の可能性 灘岡 和夫(東京工業大学)
 
15:30-17:00
 
総合討論
「新たな藻場調査技術の展開」
【司会】
中山 哲嚴(水産土木工学部)
17:00 閉会挨拶 水野 恵介(企画連絡室長)
 
6.問合わせ先

中山 哲嚴(水産土木工学部 水理研究室長)
TEL:0479-44-5939,FAX:0479-44-1875,E-mail:tetugen@affrc.go.jp
明田 定満(水産土木工学部 上席研究官)
TEL:0479-44-5934,FAX:0479-44-1875,E-mail:akeda@fra.affrc.go.jp